原着成形は、樹脂材料を成形加工し塗装等の2次加工を必要とせず高い意匠性を実現できる技術です。こちらの記事では、その原着成形の特徴と製品事例をご紹介いたします。
原着成形の特徴
原着成形は、メタリック色やピアノブラック色に着色された樹脂材料を成形加工する技術です。塗装などの2次加工なしで高いデザイン性を実現することができます。
一般的にメタリックは、自動車業界で外観を高級に見せるために採用されています。一方、ピアノブラックは、家電製品(テレビ、プリンター、パソコン等)の機能性とデザイン性を向上させるために採用されています。
本来、加飾部品にはメッキや塗装の工程が必要となりコストアップに繋がります。また、塗装の場合、有機溶剤等の環境負荷物質を使用し、揮発性有機化合物(VOC)を発生させるため人体への影響や地球環境に悪影響を及ぼします。
原着成形は、射出成形のみで実現することができるため、工期短縮とコストダウンを実現し、かつ環境保護に配慮しながら、高級感のある高輝度成形品を実現する技術です。
原着成形の製品サンプル
キックプレート
こちらは、エレベーター内にあるドアの損傷を防ぐためのキックプレートです。
本事例は、フィルムインサート工法で加飾をしていますが、原着成形での対応も可能です。用途によって、原着成形のメリットを活かした採用実績がございますので、当社にご連絡ください。
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今回は原着成形についてご紹介いたしました。
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原着成形をはじめ、加飾に関してお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!