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PMMA(アクリル樹脂)へのめっき

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加飾技術ナビを運営するアトライズヨドガワでは、様々な樹脂への加飾実績があります。

その中でこちらの記事では、PMMA(アクリル樹脂)へのめっきについて、ご紹介いたします。

PMMA(アクリル樹脂)とは

アクリルは、熱可塑性樹脂の一種で、高い透明性と耐衝撃性を持つ透明樹脂です。

ガラスと比較しても遜色ない透明性があり、さらに衝撃に強い特徴から水族館の巨大水槽やカメラ・コンタクトレンズ、

自動車のヘッドライトカバーなど、様々な分野で利用されています。

また、加工性に優れた素材であるため、安全面への配慮から医療現場の機器や、野外でも積極的に利用されており、

今後より需要が見込まれる素材となっております。

以下のような長所がある一方、

・軽量

・透明性が高い

・耐衝撃に優れている

以下のような短所もあります。

・熱に弱い(耐熱温度 60度~90度程度)

・アルカリ性の有機溶剤に対する耐性が弱い

・紫外線により黄変する

樹脂(プラスチック)めっきについて

樹脂にめっきを行う目的には、「外観を高輝度にして高級感を出す」や、

「自動車などで金属感を残したまま、軽量化をはかる」などがあります。

ただし樹脂は基本的に電気を通さない為、無電解めっきというものを使用する必要があります。

樹脂の表面にエッチング工程で細かい凹凸を付け、さらにキャタリスト触媒をその凹凸内に留まらせることで化学反応を起こし、

樹脂にめっきを密着させます。

同じ高輝度の加飾技術では蒸着がありますが、耐摩耗性に於いてめっきが圧倒的に強いことから、

携帯電話のボタンや自動車のドアノブ等人の手に触れる機会が多い箇所でも採用されています。

PMMA(アクリル樹脂)へのめっきのことなら、加飾技術ナビにお任せください!

今回は、PMMA(アクリル樹脂)へのめっきについてご紹介いたしました。

当社では、PMMAへのめっきに関して、試作から量産までワンストップ対応が可能です。

また、PMMA以外への材質、めっき以外の加飾工法など、様々な樹脂への加飾実績がございます。

PMMA(アクリル樹脂)へのめっきをはじめ、加飾に関してお困りごとがございましたら、

お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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