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ハーフミラーの特徴と製品事例

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ハーフミラーは、一方から見ると鏡面に映り、反対側から見るとガラスの役割を担い奥が透けて見える不思議な効果を持っています。

こちらでは、そうした特徴をもつハーフミラーの概要と実際の製品事例をご紹介いたします。

 

ハーフミラーとは

ハーフミラーとは、一部透明で一部反射する鏡のことです。半鏡とも呼ばれます。一方から見ると鏡面に映り、反対側から見るとガラスの役割を担い奥が透けて見える不思議な効果を持っています。

光が物質の表面に入射した際に、反射波と透過波が干渉して、波の振幅が増強または低減される現象、「薄膜干渉」の原理に基づいています。

ハーフミラーは、薄い金属膜をガラスやプラスチックの表面に蒸着しているため、金属膜の厚さを調整することで反射率と透過率を調整することができます。光の透過率と反射率のバランスを変えることで、違う表情を見ることのできる技術です。

 

ハーフミラーの特長

ハーフミラーには、ステルス文字や、多重ミラーを表現できるといった特長があります。


ステルス文字

ステルス文字とは、逆光照明下で文字が浮き上がって見える効果のことです。自動車のナンバープレートや看板、広告などに利用されています。ハーフミラーを使うことで文字が透けて見える部分と、反射している部分を作りだし実現する事が出来ます。

多重ミラー

反射率が異なるハーフミラーを複数重ねて反射率を変えます。色彩や色の加減を調整することで多重ミラーが実現できます。劇場やコンサート等のステージや、ショップ、展示会場のディスプレイで利用されています。

ハーフミラーの製品事例

自動車用シフトレバー下部パネル

ちらは、日系大手自動車メーカー様における自動車用シフトレバー下部パネルの加飾事例です。パネル部分に金属調のブルーと、奥行き感を表現しています。

>>製品事例の詳細はこちら

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ハーフミラーのことなら、加飾技術ナビにお任せください!

今回は、ハーフミラーについてご紹介いたしました。
ハーフミラーは、一方から見ると鏡面に映り、反対側から見るとガラスの役割を担い奥が透けて見える不思議な効果を持っています。

当社では、ハーフミラーに関して、試作から量産までワンストップ対応が可能です。また、ハーフミラー以外にも、様々な加飾工法の実績がございます。

ハーフミラーをはじめ、加飾に関してお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

>>製品事例一覧はこちら

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