カラーブルー着色材+裏面アルミ蒸着
事例概要
特徴
こちらは、日系大手自動車メーカーにおける自動車用シフトレバー下部パネルの加飾事例です。
製造工程としては、PMMAの射出成形(カラーブルー着色材)+裏面アルミ蒸着となります。
お客様が求める特徴は、パネル部分に金属調のブルーと奥行感を表現することです。この2つをクリアする為に当社から材質、色味から加工方法まで総合的な提案を行い、受注に至りました。
今回の事例では、裏面加飾という加工方法を使用しています。裏面加飾を使うことで、樹脂の厚み分の奥行き感を表現することができるようになります。また、パネル表面が樹脂部になっているのため、ユーザーが使用する際の金属剥がれを防止する効果が期待できます。樹脂部に関してはクリアーカラー材を使用しており、他部品の展開として、樹脂色を変更することで、金属調のカラーバリエーションの作成が可能になります。また、製品を生産する上での部品歩留まり向上ポイントとして、裏面にする蒸着ブツ等が裏面加飾となることから、見える側には見えにくいというメリットもあります。