ダウンライト化粧枠
事例概要
特徴
こちらの事例は、美術館や商業用ビルや施設に取り付ける、ダウンライト照明の化粧枠となります。
サイズとしては、外径がΦ160mm、内径140mmです。
取付設置面は少ないのですが、ダウンライトの付け外しする部位のため、意匠部品となり、表面の塗装を求められる事例でした。
製造工程としては、外径抜き、内径抜き、絞り、段押し、孔空け、面仕上げ、メラミン焼付塗装(被膜管理)と、複数工程にわたる事例でしたが、特にプレス工程においては均一肉厚(t=0.8)になるように、押力に対して上手く製品の肉を逃がして製造いたしました。
同様に、焼付塗装についても膜厚管理を十分に意識し、保有する測定設備によって測定もいたしました。
塗料については、色差管理だけではなく出来栄えのカラー印象を合わせたいというお客様の想いを頂いておりました。
ヒアリングを重ねる中で、ご要望の「清純な白」をイメージして十数枚サンプルプレートを作り、ご希望の意匠性を実現。
また、ご選定ご希望の選定色を変える事なく、顧客検討されていた塗料から弊社取り扱い品の提案をする事で塗装工程での合理化も実現しています。
タイトな日程感でしたが、万事問題無く量産立上げができ「品質・コスト・納期」ともにお客様からもご満足とのお声を頂いております。