アルカリ浄水器 意匠カバー
事例概要
特徴
こちらの事例は、家電メーカー様のアルカリ浄水器の外装カバーとなります。
生産工程としては、射出成形ののち、塗装+シルク印刷(スクリーン印刷)+メンブレン溶着をいたしました。
こちらは市場のお客様のお手元にそのまま流通する外装部品となりますので、非常に高い意匠性が求められ、傷などは勿論、ウェルド、ヒケや文字切れ、ガサツキ、色ムラなどに対しても重要管理部品となります。
従来、類似部品を生産されていたメーカー様では、衣装面での外観検査後の歩留りが悪く30%近く不良で落ちており、お客様にはコストの返りがあり、改善もままならなかったとのお悩みをいただいておりました。
この度、新規検討部品として過去トラブルの無いよう改善を図るべく、加飾技術ナビにご相談をいただきました。
そこで、まずは次工程に向けた成形生地状態での品質向上、安定生産(量産性)を追求し、塗装工程において、お客様の従来方式から工程見直しを図り手順書を策定、梱包も重要視をして、納入仕様だけではなく工程間移動など仮梱包にも着眼して改善を図りました。
結果、お客様の想定不良率より大幅に向上させる事ができ、コストとしてはお客様より想定価格から20%ダウンで効果改善につながったと喜びのお声をいただくことができました。