スイッチカバー
事例概要
特徴
こちらは、業務用洗濯機のパネルスイッチとなります。
加飾方法としては、射出成形後、メッキ処理を致しました。
本体がフルモデルチェンジでの仕様で新たにスイッチボタン式となる為、パーティングライン位置も考慮され嵌合重視の部品仕様となります。
当初、デザインに関しての要望などありませんでしたがデザイナー様のご要望もあり、メッキ仕様となりました。
いただいた設計では不良率が30%を超えており量産移行するにはほど遠い状態でしたが、吊り治具の位置関係の変更などを行い不良の軽減に成功いたしました。
また、設計要望により、裏面中央部のボスは基盤と接触する為、導電性対策でマスキングゴムで覆う仕様に変更となりました。
一方でマスキングゴムの嵌合が緩い為、若干の隙間からメッキの捲れが多発しました。
こちらはマスキングゴムのサイズをいくつか変えて試行錯誤した結果、捲れ不良の改善が可能となりました。
現在では、トータルで不良率が下がりコスト低減につながり安定した量産を行っております。
梱包仕様については、外観部品となるのでミラーマットを敷いて輸送トライアルを重ねて検証を行い、適正な梱包をし、お客様からもご満足いただいております。