車載内装部品で多く使用されるTOM成形
事例概要
特徴
本事例は車載内装部品の加飾事例となります。
製造工程としては、ABS樹脂にTOM成形を行っております。
TOM成形により、樹脂に木目調の質感を表現しております。
TOM成形とは、樹脂などの立体成形品にフィルムを貼合・転写する加飾技術のことです。TOM成形は、車載内装部品に多く用いられており、他にも様々な意匠部品に対しての使用実績があります。耐久性についても、多数の採用実績もあり、問題ありません。 TOM成形では、機能性フィルムを使用すれば、封止・防水・防汚などの機能付与も可能です。だた、TOM成形は、デザインの位置精度は出しにくく、本事例のようなデザインが、どこの位置に出ても良いような部品にしか使用できないというデメリットがあります。一方、メリットとして、裏面までシートを回り込ませることで、端面も覆えるという点があります。
こちらの事例のように、車載内装部品は、樹脂にTOM成形をすることで、木目調や金属調など様々な質感を表現できます。
加飾技術ナビを運営する株式会社アトライズヨドガワでは、自動車部品を始め、住宅設備等、様々な部品の加飾を行って参りました。
お客様の製品に最適な加飾のご提案を致しますので、樹脂部品への加飾加工はぜひ当社までご相談くださいませ。