レーザーマーキングは、加工速度が速くかつ、精度が高いため、細かい文字などの表現を高い生産性で実現できる工法です。こちらの記事ではレーザーマーキングの特徴と実際の製品事例をご紹介いたします。
レーザーマーキング（印字・刻印）とは
レーザーマーキングとは,、製品にレーザー光を照射して、表面を変色させたり、削ったり、溶かしたりすることで、ロゴや商品名、シリアル番号や型番などを印字する方法です。
レーザーマーキング（印字・刻印）の種類
レーザーマーキングは、「マスク式」と「スキャン式」の2種類に大別できます。
スキャン方式
1点のレーザー光を照射して、鏡で反射させながら連続照射することで、一筆書きのように印字していく方式です。
マスク方式
レーザー光を面で照射し、印字内容に合わせたマスクを通すことで、透過された部分のみ印字される方式です。
レーザーマーキング（印字・刻印）のメリット
レーザーマーキングには主に下記のようなメリットがございます。
・半永久的に印字が消えない
・インク等を使用しないため、環境への影響が少ない
・加工速度が速く、生産性が高い
・加工精度が高く、細かい文字などの表現が可能
樹脂製品へのレーザーマーキング（印字・刻印）事例
車載用の樹脂成型品
こちらは、車載用の樹脂成型品です。リレーBOX、FUSEBOXへのレーザーマーキングを行っています。
従来は、シルク印刷、印字シールなどの対応をすることが主でしたが、1車種で複数のパターンの印字バリエーションを求められるようになりました。そこで、シルク印刷や印字シール以外にもバリエーションを増やしていき、レーザー印字機も活用することで、短納期かつ、加工後の劣化や剥がれのない、安定した品質での加飾が可能になりました。
車載エンジンスターターボタンスイッチ
こちらは車載エンジンスターターボタンスイッチです。
PCスピン生地の2色成形＋アルミ蒸着＋文字部レーザーマーキングをしています。
当社では、レーザーマーキング以外の加飾にも対応しているため、こうした複数の工程が必要な製品も一貫して対応が可能です。
樹脂製品へのレーザーマーキング（印字・刻印）のことなら、加飾技術ナビにお任せください！
今回は、レーザーマーキングについてご紹介いたしました。
レーザーマーキングは加工速度が速くかつ、精度が高いため、細かい文字などの表現を高い生産性で実現できる工法です。
当社では、レーザーマーキングに関して、試作から量産までワンストップ対応が可能です。また、レーザーマーキング以外にも、様々な加飾工法の実績がございます。
レーザーマーキングをはじめ、加飾に関してお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！