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製品事例

スピン生地+金属表現+文字部レーザー加工

事例概要

工法レーザー加工 / 二色成形 / 塗装 / 蒸着
業界自動車・CASE
母材PC(ポリカーボネート)
用途車載エンジンスターターボタンスイッチ
サイズ約40*40*40mm
納期金型作成期間40日+部品生産日数20日
年間数量50,000

特徴

こちらは車載エンジンスターターボタンスイッチの加飾事例です。
加工工程としてはPCスピン生地の2色成形+アルミ蒸着+文字部レーザー加工となります。

 

こちらの車載エンジンスターターボタンは、三つの部品を組み合わせて構成されています。お客様が求める特徴としては、ボタンの樹脂生地表面に金属感を出せることと、ボタン表面のスピン目を演出させることで、高い意匠性が求められていました。これらを実現するため、スピン生地を金型の微細加工技術で加工し、スピン生地目を活かす為には薄く蒸着加工を施す必要があり、また、手で触れるボタンの表面は耐久性を求められました。

 

この3つのバランスを取り、量産条件を決めることが一番重要なポイントでした。そこで、部品①の生地は筒部は黒生地を使用し、光隠ぺい性を持っています。天面部は文字を透過して使用する必要がある為、透明仕様となっています、金属感を出すため、アルミ蒸着加工を施しました。部品②に対しては、単色成形+アルミ蒸着+艶消しクリア塗装を施し、部品③に対しては、単色成形+アルミ蒸着+艶ありクリア塗装を施しました。こうした工夫によって、量産体制が可能になり、年間5万個ほど納品させていただいています。

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