金属加工技術を樹脂へ PCシートスピン加工
事例概要
工法 | スクリーン印刷 / 砥石加工 |
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業界 | 自動車・CASE |
母材 | PC(ポリカーボネート) |
用途 | 車載内装メーター部品 |
サイズ | 約120*150*0.5mm |
納期 | イニシャル工具作成期間50日+部品生産日数20日 |
年間数量 | 600 |
特徴
本事例は車載内装メーター部品の加飾事例となります。
製造工程としては、 PCシートに砥石加工+スクリーン印刷 となります。
金属への模様加工として使用されていた技法を、樹脂シートに施した上にスクリーン印刷(15工程)で意匠を追加した製品になります。
意匠デザインによって、スクリーン印刷の重ね印刷数を決定します。あえてスピン目を消したい部分には重ね印刷数を多くし、スピン目を消しています。
スピン模様とは円心円状に細かい線状の模様のデザインのことです。
メーター部品は、腕時計で用いられるデザインが転用されることがあり、金属ではなくコストを抑えたプラスチックでのフェイクが求められることが多いです。
こちらの事例のように、自動車のメーター部品はプラスチックにデザインを印刷することで金属を使用するよりもコストを抑え製造できます。
加飾技術ナビを運営する株式会社アトライズヨドガワでは、車載部品を始め、住宅設備等様々な部品の加飾を行ってきた実績がございます。お客様の要望に合わせて最適な加飾のご提案を致しますので、金属部品製作でお困りの際はぜひ当社までご相談くださいませ。